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アートギャラリー鵬休堂

京都東山にある画廊の展覧会情報です。

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多喜七星 説明文

多喜七星 説明文
≪左面≫
多喜七星 Taki Nanase
≪夕さり≫
過去作品である≪残光≫では、公園の遊具の
影をモチーフにその場に流れる空気や時間の気配を表現しました。
今回のリメイクという機会を経て、もう一度公園に足を運んでみると過去に制作した際に風景から感じ得たものとはまた違った、温度のある優しい印象を受けたので、赤系統の岩絵具でまとめました。前作で影は黒群青などの岩絵の具でくっきりと描いてましたが、今作で求めたのは風景に馴染む、色彩を含んだ影です。そして影だけでなく、光の美しさにも改めて魅力を感じ、地面に落ちる柔らかい光の形や、木の葉に切り取られた光、光と共に影が在ることを実感しました。そのために今作では視点がより一層、影と光に向くような構図、見せ方を試みました。以前の「影を描く」という意識から「光を描く」意識のもと、制作した作品です。
≪漂いて≫
柳の葉が風になびく姿です。宙に浮くような軽やかさを豊かな緑の色面と共に表現しました。私の制作における表現は、ものを見せるというよりも、そのものの「実感」と「情感」を追い求めた心象風景を試みています。その中で、画面の中の柳は、柳としての実景の姿ではなく、吹く風の心地よさや葉音、纏っている空気の粒子を描きだすものとして存在します。柳の葉は裏表で色に違いがあり、風になびいて色がひらひらと変わるように見えます。これら、ひとつひとつの葉が持つ緑色は柳という輪郭線を超えて空気に滲み出てゆく、絵画であるからこそ見せれる姿を見せたいと願い、制作しました。
≪右面≫
残光
2016年
紙本、岩絵具、銀箔
727× 910㎜
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  1. 2018/01/31(水) 22:34:57|
  2. 展覧会2018年1月糸を手繰るように
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