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アートギャラリー鵬休堂

京都東山にある画廊の展覧会情報です。

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田中翔子 説明文

田中翔子 説明文
≪左面≫
田中翔子 Tanaka Shouko
≪彩≫
私たちよりもはるかに長く、この世界を見てきた宙と大地と木々たち。溢れるばかりの色彩を力強く放つその姿は、私たちの「綺麗」という感覚を通じて、生命の栄枯盛衰を教えてくれるような気がする。
2017年に制作した≪木々の声1≫をリメイクした作品。色鮮やかな紅葉や落ち葉、晴れた色の空を表現するにあたり、以前に使用した海外産のチューブ絵具で色を重ねていくと、先に画面に塗っていた色が隠れて見えなくなるという経験から、今作では日本画で伝統的に使用する画材(水干絵具や岩絵具)に全て変更した。今回、主に使用した岩絵具は、鉱石を砕いて作られた粒子状の絵具で、先に画面に塗った色が透けやすいという特徴がある。様々な大きさの粒子(岩絵具)を塗り重ねて粒子の隙間を埋めることで、より複雑な色彩の重なりや、水性絵具らしい柔らかい空気の表現が可能になった。
≪夕彩~冬~≫
澄みきった空気の中、沈みかけた夕日に光に照らされる夕雲。毎日空を眺めていると、雲のかたちも、夕日の光も、毎日変化することを改めて実感する。同じ毎日など無く、毎日が特別なものであるということに気付かせてくれる、美しい夕暮れの色彩。
以前、作品を制作した際に(右項参照)海外産のチューブ絵具を様々な色を重ねすぎた事で色が濁った経験を踏まえ、今回は冬にしか感じられない透き通った空気や淡い夕雲の色彩を表現するために、絵の具を塗り重ねすぎないよう細心の注意を払った。
絵の具を塗り重ねる作業を最小限にした上で、奥行きや立体感を表現するため、滑らかで凸凹がない水干絵具などの水性絵具で
大まかに雲を描いた上から、障子紙にも使用されている美濃紙を貼り込み、下に塗った色が透けて見えるようにした。貼り込んだ美濃紙の上には、柔らかい色彩表現ができる岩絵具を主に使用し、制作した。
≪右面≫
木々の声Ⅰ
2017年
キャンパス、顔料、アキーラ、岩絵具
1700×3000㎜
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  1. 2018/01/31(水) 21:00:08|
  2. 展覧会2018年1月糸を手繰るように
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